トキワマンサク’七彩’(しちさい)-Loropetalum chinense ‘SHICHISAI ‘-

’トキワマンサク’七彩’を育てるにあたり、知っておくと役立つ『基本的な情報』や『育てかた』、『苗を販売しているお店』など等についてご紹介します。
トキワマンサク’七彩’とは

トキワマンサク’七彩’ とは、埼玉県のガーデン樹の里によって作出された、葉色の濃淡と移り変わりが美しいトキワマンサクの希少品種です。
緑色の葉に、白色の班が入り、夏にはピンク色に白色の班が入った葉も見ることができます。
秋には紫色や桃色の班も出現します。
春には細いリボン状の紅い花を咲かせますが、花の咲かない時期でも葉がとても美しいため、1年を通じて楽しめる、観賞価値の高い見ごたえのある品種です。
農林水産省品種登録済の植物です。
品種登録番号27544号
(※クリックするとトキワマンサク’七彩’が登録されている、農林水産省 品種登録ページにとびます)
基本情報-トキワマンサク’七彩’
トキワマンサク’七彩’ を栽培する際に、あらかじめ知っておくと役に立つ、基本的な情報は次のとおりです。
種類
マンサク科 マンサク属
常緑低木
常緑小高木
学名
Loropetalum chinense (R. Br.) Oliv.
ロロペタルム
別名
常磐万作
開花時期
4月~5月
植付時期
3月~5月
9月~11月が適期です。
樹高
苗のときは、15~30cmの高さです。
剪定せずに育てると、地植えだと1m~3m、鉢植えは1m~2m程度になります。
花後に剪定すると、低めの樹高におさえることができます。
株幅/広がり
枝が横に広がります。
耐寒性
やや弱い (-7℃まで)
温暖地では丈夫に育ちます。
寒冷地の寒さにはあまり強くありませんので、鉢植えで管理し、冬は屋内で管理しましょう。
耐暑性
強い
耐陰性
ふつう
栽培適地
北関東から沖縄
寒冷地では、鉢植え栽培にし、冬は屋内での管理がおすすめです
楽しみかた/用途
地植え、庭植え、生け垣、花壇、鉢植え、寄せ植え、記念樹、盆栽、切り花
花言葉
不思議な力、私から愛したい、おまじない、霊感
農林水産省品種登録
トキワマンサク’七彩’は品種登録されている植物です。
品種登録番号27544号
(※クリックするとトキワマンサク’七彩’の登録されている、農林水産省 品種登録ページにとびます)
トキワマンサク’七彩’の育てかた
植付場所
日当たりと水はけのよい土壌であれば、どこでも育ちます。
暖かい場所を好むので、冬場は寒風のあたらない、日当たりのよい場所を選びましょう。
植えかた
地植え(庭植え)または鉢植え
腐葉土や堆肥をすき込んだ土に、浅めに植えつけます。
用土
土質はとくに選びません。
やせた土地でも育ちます。
しかし乾燥を嫌うので、乾燥防止のため、土に腐葉土や堆肥をすき込むとよいでしょう。
肥料
肥料が切れると、葉の色が悪くなります。
肥料に窒素分が多いと、葉ばかりが茂り、花が咲きにくくなります。
早春2月ごろと、花後に緩効性肥料を与えます。
2月は寒肥として、株周りに穴を掘り、油かすと腐葉土、堆肥をすき込んでもよいでしょう。
鉢植えの場合は、夏場の乾燥や肥料切れによって花芽がつかない場合がありますので、注意しましょう。
病害虫
特にありません
耐病性:強い
害虫:強い
日頃の管理方法-トキワマンサク’七彩’
日当たり
日当たりを好みます。
半日陰でも育ちますが、日当たりが少ないと花芽がつきにくくなります。
花を咲かせたい場合は、半日陰ではなく、日当たりで育てるとよいでしょう。
乾燥を嫌うので、夏の西日が強くあたる場所や、乾燥しやすい場所は避けましょう。
水やり
鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと与えます。
乾燥を嫌うので、水切れに注意しましょう。
地植えの場合は、特に必要ありません。
しかし、雨の当たらない、乾燥する場所の場合は、水切れに注意し、土が乾いたらたっぷりと与えます。
開花後
剪定の時期になります。
剪定
剪定の刈り込みに強い。
縦に大きくしたくない場合は、主幹を切ります。
主幹を切ると、横枝が伸びやすく、ふっくらとした樹形になります。
剪定しない場合は、そのまま放任するだけで美しい大株に成長します。
まっすぐな樹形を作りたい場合は、1本の立ち上がる枝を選び、上に伸びるよう支柱を立てておきます。
トキワマンサク’七彩’を購入するには
トキワマンサク’七彩’は、販売シーズンになると、一般の園芸店や大型ホームセンターの園芸コーナーで見つけることができます。
お近くのお店で見つけることができない場合は、レビュー評価が良好な、ネットショップで見つけるのがオススメです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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