ペットボトル栽培のはじめかた-お部屋で栽培

お部屋の窓辺にちょっとしたスペースがあれば、ぜひやってみたいのが水耕栽培。
ペットボトルと少しの道具だけで、あなたのお部屋でも水耕栽培を楽しむことができます。
この記事では、だれでもカンタンに水耕栽培をはじめることができる方法についてご紹介します。

用意するもの
- 2Lのカラのペットボトル 2本
- 土
ここでは『セラミス』という水耕栽培用の用土と、『ミリオン』という根腐れ防止剤を使っています - ヒモ
水を土まで吸い上げるために使います。 - 植物の苗
ここでは『青じそ』を使っています。

道具・あると便利なもの
- 千枚通し
ペットボトルのフタに小さな穴をあけるときに使います - ペンチやドライバーなど
千枚通しで開けた穴を、さらに大きくすることのできるもの - カッター
ペットボトルに切り込みを入れるときに使います。 - ふつうのハサミ
ペットボトルを切断する際に使います。
『ペットボトル切断用のハサミ』を使うと、ふつうのハサミよりも作業がしやすくなります。
ダイソーでも販売されています。

手順
1)1本目のペットボトルを切断します

2)2本目のペットボトルを切断します。

3)1本目のペットボトルの中へ、2本目のペットボトルを逆さまにして差し込みます。
ペットボトルの形状によって、できあがりの長さが違ってきますので、ここで全体的な長さを確認しておきます。

4)ペットボトルのフタに、ヒモを透す穴を開けます。
『電動ドライバー』や『半田ごて(ハンダゴテ)』を使うと簡単にできます
ない場合は、先端のとがったもので穴をあけます。
100円ショップで販売している、千枚とおしなどでも大丈夫です。


5)小さな穴を、もう少し広げます。
先端の細いペンチなどを使って、穴を広げていきます。


6)このくらい広がったら、ヒモを通してみます。

7)このようにヒモをとおします。

8)ペットボトルに取り付けるとこのようになります。

9)ペットボトルの上の部分へ土を入れます

ペットボトルの底に土を入れたら、あらかじめ苗をビニールポットのまま入れ、完成時の苗の位置、高さを確認します。

苗の位置が決まったら、ビニールポットから苗を取り出し、ペットボトル内へ植え付けます。
下のペットボトルへ水を入れたら完成です。
水は、ヒモを伝って上の土へ吸い上がるので、数日に一度、水の減り具合を確認します。
少なくなっていたら、水を追加してあげましょう。
猛暑や、真冬などは、植物の生育がゆっくりになったり、休眠することがあるので、水の減りが遅くなる場合もあります。
節約できて、疲れが癒される
今回は『青じそ』の苗を使って水耕栽培の方法をご紹介しました。
いつもキッチンで使う『小ネギ』『青ネギ』や『みつば』『セリ』などでも水耕栽培ができます。
葉っぱの部分を料理に使い、根っこは5cmくらい残しておきます。
同じように水耕栽培すると、次第に新しい芽が生えてきます。
地球温暖化によってネギやみつばは、1束78円だったものが300円くらいまで高騰する場合もあります。
ひごろからキッチンで水耕栽培しておくと、スーパーで298円くらいまで値上がりしている少量の小ネギを発見しても、動揺することなく、心穏やかにすごすことができます。
キッチンやお部屋に植物が少しあると、あるとき『芽が大きくなってる!増えてる!!』と、うれしくなることがよくあります。
それが気分転換になったり、日頃のもやもやした疲れが、癒されていくようにも感じます。
ぜひ、体験してみて下さい。
『みつば』や『セリ』の栽培方法についても、後日記事をアップしますので、お楽しみに!

最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が、あなたのお役に立てると幸いです。
当サイトでは、身近に楽しめる、さまざまな植物をご紹介しています。
あなたのくらしにピッタリの植物が見つかりますように。
それではまた!
次の記事でお会いしましょう。