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アジサイ ‘シェリー’ の特徴と栽培記録|Hydrangea ‘Cherie’ 

アジサイ シェリーの花が満開に咲いている様子

アジサイ ‘シェリー’ は、バラのようなつぼみと、八重咲きのやわらかな花姿が美しいアジサイです。

透きとおるようなやさしい花色と、ふんわり重なる花びらが魅力で、一般の園芸店ではなかなか見かけない希少な品種として流通しています。

この記事では、アジサイ ‘シェリー’ の基本情報、購入後の管理、花後の剪定、植え替えのタイミング、入手についてまとめています。

アジサイ ‘シェリー’ の基本情報

科名アジサイ科(旧分類:ユキノシタ科)
属名アジサイ属
分類・タイプ耐寒性落葉低木
学名Hydrangea ‘Cherie’
品種名シェリー
開花時期5月〜9月頃。
鉢花として流通する株は、母の日シーズンに合わせて早めに開花していることがあります。
花の特徴バラのようなつぼみをつけ、八重咲きのやわらかな花を咲かせます。
透きとおるような繊細な花姿が魅力です。
花色淡いピンク系、ブルー系、紫系など。
土の性質や栽培環境によって見え方が変わることがあります。
耐寒性強い
耐暑性比較的強いですが、真夏の強い直射日光や水切れには注意します。
日当たり明るい日陰〜半日陰が管理しやすいです。
強い直射日光は葉焼けや花傷みの原因になることがあります。
水やり水を好む植物です。
鉢植えでは土を極端に乾かさないように管理します。
楽しみ方鉢植え、庭植え、花後の切り花、押し花、シリカゲルドライ、ドライフラワー

アジサイ ‘シェリー’ の育て方

あじさいシェリーのツボミの写真

アジサイ ‘シェリー’ は、一般的なアジサイと同じように、水切れと強い直射日光に注意しながら管理します。
購入直後の鉢花は環境の変化で傷みやすいため、まずは置き場所と水やりを安定させることが大切です。

置き場所

アジサイ ‘シェリー’ は、風通しのよい日向〜半日陰で管理します。

ただし、夏の強い直射日光は、花や葉が傷む原因になります。
特に鉢植えの場合は、気温が高くなる時期には半日陰へ移動させると安心です。

購入直後の鉢花は、ハウスで開花調整されていることが多く、急に強い日差しや乾いた風に当てると傷みやすいことがあります。
最初は明るい日陰や半日陰で、少しずつ環境に慣らしていくと管理しやすいです。

水やり

アジサイは水を好む植物です。
鉢植えでは、土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。

特に開花中の株は水をよく吸います。
水切れすると、花や葉がくったりしやすいため、春から夏にかけては土の乾き具合をこまめに確認します。

ただし、受け皿に水をためたままにすると、根腐れの原因になります。
水やり後は、受け皿にたまった水を捨てるようにします。

用土

水もちと水はけのよい土が向いています。

アジサイは水を好みますが、常に水がたまるような状態は苦手です。
鉢植えでは、市販の花木用培養土やアジサイ用培養土を使うと管理しやすいです。

肥料

生育期には、株の状態を見ながら適量の固形肥料を与えます。

購入直後や植え替え直後など、株に負担がかかっている時期は、すぐに強い肥料を与えず、根が落ち着いてから少量ずつ始めると安心です。

購入後1年目に注意したいこと

母の日シーズンなどに販売されるアジサイは、生産者さんのハウスで4月〜5月頃に美しく咲くように管理されていることが多いです。

アジサイは本来、梅雨時期のような湿度のある環境を好みます。
そのため、購入後は「明るさはあるけれど、強すぎる直射日光は避ける」「水切れさせない」「乾いた風に当て続けない」ことが大切です。

室内に置きっぱなしにしない

購入後、室内に1日中置いたままにすると、花後に屋外へ出したとき、外の環境に対応しにくくなることがあります。

アジサイは基本的には屋外で育てる植物です。
開花中も、屋外の半日陰や明るい日陰で管理できる場合は、風通しと水切れに注意しながら屋外管理へ慣らしていくと、株への負担を減らしやすくなります。

目安としては、強い直射日光に長時間当てるのではなく、やわらかい日差しが数時間当たる程度の場所が管理しやすいです。
気温が高くなってきたら、半日陰に移動します。

花を長く残しすぎない

購入したばかりのアジサイは、花が美しいため、できるだけ長く楽しみたくなります。

ただし、暑くなるまで花をつけたままにしていると、株に負担がかかりやすくなります。
来年も花を楽しみたい場合は、1年目の花は早めに切り、株を休ませることも大切です。

切った花は、花瓶に飾ったり、押し花やシリカゲルドライにしたりして楽しめます。

花後の管理と剪定

咲き終わった花は早めに取り除く

咲き終わった花や傷んだ花は、見つけ次第、早めに取り除きます。

花が傷んだまま残っていると、見た目が悪くなるだけでなく、株への負担にもなります。
花を切ることで、株の力を葉や枝、翌年の花芽づくりに回しやすくなります。

剪定は7月中旬〜遅くとも8月上旬までを目安に

一般的なアジサイは、夏の終わり頃から翌年の花芽を作り始めます。
そのため、剪定が遅れると、翌年の花芽を切ってしまうことがあります。

来年も花を咲かせたい場合は、7月中旬〜遅くとも8月上旬頃までに剪定を終えておくと安心です。

剪定は、咲いている花の下にある葉を目安に、花から2〜4枚下のあたりで切ります。
深く切りすぎると、翌年の花が少なくなることがあるため注意します。

花が咲かなかった枝は残す

翌年の花を確実に楽しみたい場合は、「今年花が咲いた枝は剪定し、今年花が咲かなかった枝は残す」という考え方が基本になります。

花が咲かなかった枝には、翌年の花芽がつく可能性があります。
株全体を短く切り戻すと、翌年の花が咲きにくくなることがあるため、花を楽しみたい場合は切りすぎに注意します。

植え替えのタイミング

アジサイは、植え替えの時期を間違えると根を傷め、株が弱ることがあります。

購入後すぐに植え替えたい場合でも、花が咲いている時期や暑さが強くなる時期は、株への負担が大きくなりやすいです。
無理に植え替えず、適した時期まで管理するのもひとつの方法です。

暖地での植え替え

暖地では、落葉後の11月〜4月頃が植え替えしやすい時期です。

購入したばかりの鉢花を春に植え替える場合は、4月中旬頃までが比較的管理しやすい目安になります。
植え替え時に株の負担を減らしたい場合は、咲いている花を切ってから植え替えると安心です。

5月以降に植え替える場合は、根を大きく崩さず、肥料を控えめにし、植え替え後は半日陰で水切れに注意して管理します。

6月以降の暑くなる時期は、植え替えによって株が傷みやすくなるため、無理に植え替えず、次の適期まで待つ方が安全です。

寒冷地での植え替え

寒冷地では、春に気温が安定してからの植え替えが安心です。

4月中旬〜5月頃を目安に、強い寒さが戻らない時期を選びます。
植え替え後は、急な寒さや乾燥に注意しながら、少しずつ屋外環境に慣らします。

葉の傷みや病気について

購入後1年目のアジサイは、環境の変化によって葉が傷んだり、うどんこ病が出たりすることがあります。

葉が白っぽくなったり、粉をふいたように見える場合は、うどんこ病の可能性があります。
風通しをよくし、傷んだ葉を取り除きながら、必要に応じて園芸用の殺菌剤を使用します。

葉の一部が傷んだ場合は、傷んだ部分を清潔なハサミで切り取ると、株全体をきれいに保ちやすくなります。

アジサイは落葉低木なので、秋から冬にかけて葉が黄色くなり、やがて落葉して枝だけの姿になります。

はじめて育てると心配になることがありますが、季節の変化として見守って大丈夫です。

来年も花を咲かせるために

アジサイ ‘シェリー’ を翌年も咲かせたい場合は、花後の管理がとても大切です。

特に大事なのは、暑くなる前に花を切り、7月中旬〜遅くとも8月上旬頃までに剪定を終えておくことです。

その後、秋にかけてしっかり葉を残し、日光を受けながら株を充実させることで、翌年の花芽ができやすくなります。

秋以降に強く剪定すると、翌年の花芽を切ってしまうことがあります。
花を咲かせたい場合は、秋以降の強い剪定は避けましょう。

アジサイ ‘シェリー’ の入手について

アジサイ ‘シェリー’ は、とても希少な品種として流通しており、一般の園芸店やホームセンターの園芸コーナーでは、なかなか見かけないことがあります。

アジサイは母の日シーズンに合わせて多く販売されますが、品種によっては「今年は入荷がある」「去年は見かけたけれど今年は見つからない」ということもあります。

アジサイ ‘シェリー’ を確実に探したい場合は、ネットショップやアジサイに力を入れている園芸店を確認するのがおすすめです。

販売されている場合でも、「現品限り」「1品もの」として扱われることがあります。
一度売り切れると、次回の入荷時期が分からないこともあるため、見つけたときが購入のタイミングになる場合もあります。

以下のリンクからカンタンに探すことができます。季節によっては売り切れの場合があります。

この記事は、アジサイ ‘シェリー’ を育てるための基本情報と、購入後に気をつけたい管理をまとめたものです。

同じ品種でも、地域や置き場所、鉢の大きさ、季節によって育ち方は変わります。
ひとつの栽培例として参考にしていただけたらうれしいです。

LuLuhua Plants では、多肉植物を中心に、わが家で育てた植物の変化や記録を少しずつ残しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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