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スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の特徴と栽培記録|Lantana hybrid

スーパーランタナ’ムーンホワイト’の花が咲いている様子

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、白〜クリーム色の花をたくさん咲かせる、PW(PROVEN WINNERS)のランタナです。

一般的なランタナと比べて分枝力があり、自然にこんもりと丸くまとまりやすいのが特徴です。
花房は大きく、春から秋まで長く花を楽しめます。

わが家では、ポット苗から育てはじめ、プランターでの栽培、簡易ビニール温室での冬越し、レイズベッドへの植え付けまで、数年にわたって変化を記録しました。

この記事では、スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の基本情報、育て方、冬越し、わが家での3年間の様子、入手についてまとめています。

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の基本情報

科名クマツヅラ科
属名ランタナ属
分類・タイプ非耐寒性多年草。
寒さに弱いため、地域によっては一年草扱いされることがあります。
学名Lantana hybrid
流通名スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’
開花時期春〜秋。
わが家では、秋になっても花を咲かせ続ける様子が見られました。
植え付け時期4月下旬〜6月下旬頃が目安です。
花色白〜クリーム色。
小花の中心がほんのりクリーム色に見える、涼しげな花色です。
花径花房の直径は約4〜5cm程度
香りほんのり甘い香りがあります。
花にはチョウなどの小さな生きものがやってくることもあります。
草丈約50cm
株幅約60cm
耐暑性強い。
高温期にも花を楽しみやすい植物です。
耐寒性最低温度の目安は約-3℃。
耐寒性ゾーンは9a〜が目安です。
日当たり日なたを好みます。
1日6時間以上日が当たる場所が理想的です。
楽しみ方花壇、鉢植え、プランター、レイズベッド、寄せ植え、押し花、シリカゲルドライ
品種登録登録品種です。
登録番号28787、登録出願品種名 LAN14901 として登録されています。

※お住まいのエリアの耐寒性ゾーンは、PW(PROVEN WINNERS)の耐寒性ゾーンマップで調べることができます。

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の植え付けと育て方

10月にスーパーランタナ’ムーンホワイト’が満開に咲いている様子
秋になっても満開に咲き続けるスーパーランタナ’ムーンホワイト’-2022.10.6 大分県別府市

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、日当たりと水はけのよい場所で育てると、たくさんの花を楽しみやすくなります。
小さな苗からでも生育が早く、植え付け後は枝をよく伸ばしながら、こんもりとした株姿になっていきます。

植え付け場所

日光を好む植物なので、基本的には1日中よく日が当たる場所で育てます。
目安としては、1日6時間以上日が当たる場所が管理しやすいです。

わが家では、西日が差す場所で育てたとき、夏は水切れしやすく、朝夕2回の水やりが必要でした。
日当たりは大切ですが、鉢植えやプランターの場合は、真夏の乾きすぎにも注意します。

鉢・プランターへの植え付け

購入したばかりの9〜10.5cm程度のポット苗は、まず直径15〜20cmほどの鉢に植え付けると管理しやすいです。

ただし、スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は生育が早く、株が大きくなると根もよく張ります。
最終的には直径30cm前後の鉢や、余裕のあるプランターに植え替えると安心です。
最初から大きめの鉢に植え付けてもよいと思います。

65cmプランターで育てる場合は、1株でもかなり大きく育つため、ほかの植物と一緒に植える場合は、成長後のスペースを考えて配置します。

用土

水はけのよい土を好みます。鉢植えやプランターでは、市販の草花用培養土を使うと手軽です。

根がよく張る植物なので、古い土や水はけの悪い土に植えるより、植え付け時に新しい培養土を使った方が、その後の生育が安定しやすいです。

肥料

植え付け時には、元肥を混ぜておきます。
春から秋の生育期は、株の様子を見ながら追肥します。

鉢植えの場合は、緩効性の置き肥を1か月に1回程度、液肥を1〜2週間に1回程度与えると、花を長く楽しみやすくなります。

花をたくさん咲かせる植物なので、肥料切れすると花つきが弱くなることがあります。
一方で、真夏に株が弱っているときは、強い肥料を急に与えず、株の状態を見ながら調整します。

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の日ごろの管理と冬越し

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、花がら摘みや強い切り戻しの手間が少なく、管理しやすい植物です。
日当たりと水切れに気をつければ、春から秋まで長く花を楽しめます。

日当たり

日光が大好きな植物です。
日当たりが足りないと、花つきが少なくなったり、株姿が乱れたりすることがあります。

鉢植えの場合は、春から秋まではよく日の当たる場所に置きます。
ただし、真夏は鉢土が乾きやすいため、強い西日が長時間当たる場所では水切れに注意します。

水やり

鉢植えでは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。

春と秋は1日1回、夏は気温や鉢の大きさによっては1日2回必要になることがあります。
特に真夏は、水切れすると葉がしおれたり花が傷んだりしやすくなるため、朝の水やりだけで足りているか確認します。

地植えの場合は、根づいてしまえば水やりはほとんど必要ありません。
ただし、晴天が長く続き、土が極端に乾いているときは水を与えます。

花がら摘み

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、タネがつきにくい品種なので、基本的には花がら摘みは不要です。

咲き終わった花びらは自然に落ちるため、手間が少なく、長く咲く花を楽しみやすいです。
見た目が気になる場合は、傷んだ花房だけ軽く取り除きます。

剪定・切り戻し

自然にこんもりと丸くまとまりやすいため、基本的には強い剪定は必要ありません。

株が大きくなりすぎた場合や、樹形が乱れて気になる場合は、春から夏の生育期に、形を整える程度に切り戻します。

秋の終わりに大きく切りすぎると、冬越し前の株に負担がかかることがあります。
冬越しさせたい場合は、寒くなる前に無理な剪定をしすぎない方が安心です。

冬越し

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は非耐寒性多年草ですが、地域や置き場所によっては冬越しできることがあります。

鉢植えの場合は、寒さが強くなる前に、霜や冷たい風を避けられる場所へ移動します。
わが家では、65cmプランターのまま家庭用の簡易ビニール温室で冬越ししたことがあります。

地植えやレイズベッドで冬越しを狙う場合は、寒さが来る前までに根をしっかり張らせておくことが大切です。
初夏までに植え付けて株を充実させておくと、冬越し後の回復もしやすくなります。

冬には地上部が枯れたように見えることがありますが、株元や枝から小さな緑色の芽が出てくることがあります。
その小さな芽を見つける瞬間は、冬越し栽培の楽しみのひとつです。

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ 3年間の様子

ここでは、わが家で育てたスーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の変化を、時系列でまとめます。
ポット苗から始まった小さな1株が、季節を重ねながら大きく育っていく様子を記録しました。

1年目:6月下旬 苗の植え付け

2020年6月26日、直径9cmのポット苗1株を、65cmプランターに植え付けました。

植え付け直後は小さな苗でしたが、日当たりのよい場所で管理すると、花を咲かせながら少しずつ枝を伸ばしていきました。

1年目:10月中旬の様子

2020年10月15日には、65cmプランターの3分の1ほどを占める大きさに育ちました。

中央のピンク色のランタナンテと、奥の赤いランタナの間に植えた ‘ムーンホワイト’ は、白い花色がよく映えました。
西日が差す場所だったため、夏から秋にかけては朝夕2回の水やりが欠かせませんでした。

1年目:2月中旬の冬越し

冬前に茂っていた枝を剪定し、65cmプランターのまま家庭用の簡易ビニール温室で冬越ししました。

寒い日が続き、地上部は寂しい姿になりましたが、枝から小さな緑色の葉が出てきたときは、無事に生きていることが分かり、とても安心しました。

2年目:6月 レイズベッドへ植え付け

冬越し後、株が大きくなったため、65cmプランターから卒業しました。

2021年6月13日、新しく制作したレイズベッドへ ‘ムーンホワイト’ を植え付けました。
新しい枝を伸ばしながら、少しずつ花を咲かせています。
小さな苗から育てはじめて、ちょうど1年ほど経った頃です。

2年目:7月 自然に丸く育つ様子

2021年7月12日には、自然とまん丸な株姿になりました。

強く刈り込まなくても、枝が分かれながら形よくまとまり、花が次々と咲いていきました。

右隣には、同じく1株から育てたPWのガザニア ビースト ‘シルバーフォックス’ を植えていました。

どちらも高温多湿の時期に負けず、花を咲かせながら広がっていく様子が印象的でした。

3年目:10月 秋になっても咲く様子

2022年10月6日、2度目の冬を越えたスーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、さらにひと回り大きく成長しました。

秋になっても白い花を咲かせ続け、レイズベッドからあふれるような姿になりました。
右隣にはPWのエボルブルス ‘ブルーラグーン’ があり、白い花と青い花の組み合わせが、夏から秋の花壇にとてもよく合いました。

ブルーの花はエボルブルス ブルーラグーン、濃いピンクの花はブーゲンビレア-2022年10月6日

3年目:2月 強い寒波のあとの様子

3年目の冬は、レイズベッド全体にビニールハウス用の薄いビニールをかけて冬越しをしていました。

1月下旬には「10年に一度」といわれる強い寒波があり、九州・大分県別府市でも氷点下と吹雪のような天候になりました。

それまでは、ビニール越しに緑色の葉を確認でき、冬越しは順調に進んでいるように見えました。
しかし、強い寒波のあと、緑色だった葉がパリパリとした灰色に変わったように見えました。

株が生きているかどうかは、春になって気温が安定してから確認することになります。
寒暖差がある時期は、急いでビニールを外さず、株の様子を見ながら管理していきます。

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の品種登録と増殖について

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、品種登録されている植物です。
登録番号28787、登録出願品種名 LAN14901 として登録されています。

登録品種は、種苗法にもとづいて育成者権が保護されています。
育成者の許諾なく、業として増殖・譲渡・販売・輸出入などを行うことは避ける必要があります。

家庭で育てる場合でも、挿し木や挿し芽で増やした苗を販売したり、他人へ譲渡したりしないよう注意します。
詳しい情報は、PW公式サイトの登録品種に関する案内や、農林水産省の品種登録情報を確認すると安心です。

PW公式:種苗法に基づく登録品種・出願品種・出願予定品種について
農林水産省 品種登録データ:LAN14901

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の入手について

スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ は、PW(PROVEN WINNERS)ブランドの花苗として流通しています。
春から初夏にかけて、園芸店やホームセンターの園芸コーナー、PWを扱う販売店などで見かけることがあります。

人気のある品種なので、販売時期でも売り切れている場合があります。
確実に探したい場合は、PW公式オンラインストアや、PW商品を扱うネットショップを確認すると見つけやすいです。

購入するときは、ラベルに「PW」マークがあるか、品種名が「スーパーランタナ ‘ムーンホワイト’」と表示されているかを確認します。
苗を選ぶときは、株元がぐらついていないか、葉が極端に傷んでいないか、根が詰まりすぎていないかも見ておくと安心です。

公式情報を確認したい場合は、PW公式のスーパーランタナ紹介ページや育て方ページも参考になります。

この記事は、わが家で育てているスーパーランタナ ‘ムーンホワイト’ の栽培記録としてまとめています。


同じ品種でも、地域や置き場所、鉢の大きさ、季節によって育ち方や冬越しの結果は変わります。
ひとつの栽培例として参考にしていただけたらうれしいです。

LuLuhua Plants では、多肉植物を中心に、わが家で育てた植物の変化や記録を少しずつ残しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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