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アジサイの挿し木を成功させる4つの準備-hydrangea cuttings

黒のレイズドベッドでたわわに咲き誇る紫陽花エンドレスサマーの写真

雨の似合うアジサイにとって、5月~7月は花が咲くとても美しい季節です。

今回は、アジサイの挿し木を成功させるための、4つの準備をご紹介いたします。

準備すること

アジサイの挿し木をする前に、つぎの4つを確認・準備しましょう。

  1. 挿し木が成功しやすい『時期』を逃さない
  2. 発根しやすい『土』を準備する
  3. 活力剤を準備する
  4. 発根促進剤を準備する

挿し木が『成功しやすい時期』を逃さない

アジサイの挿し木は、5月~7月が適していると言われていますが、その中でも特にオススメなのが6月です。

挿し木が発根し、苗となるべく順調に育つためには、枝葉を元気に保つため、適度な湿度が必要です。

このため、梅雨の雨で湿度が高い6月が、挿し木には非常に適している時期と言えます。

6月ではなく、5月に挿し木をした場合は、梅雨前なので湿度が足りず、枝葉の水分が蒸発し、乾燥してしまう可能性があります。
すると、挿し木から根が出ないまま、葉も茶色くなり枯れてしまいます。

5月に挿し木をする場合は、挿し木が乾燥しないよう、毎日観察し、霧吹きで乾燥を防ぐなどの、ひと手間をかける必要があります。

6月に挿し木をし忘れた場合、あわてて7月に挿し木をすることもあります。
梅雨時期であり、湿度も高く、成功はしやすいのですが、梅雨明けすると、本格的な夏に突入してしまうのが、やっかいです。

夏になると気温が上がり、空気が乾燥するため、挿し木の根が成長しづらくなります。
7月に行う挿し木は、せっかく発根したけれど、その後の成長が遅くて心配になる場合があります。

その点、6月に挿し木をした場合は、しばらく湿度の高い梅雨が続きますので、順調に育ちます
7月下旬までには、土に根が張るようになり、夏には新芽が出て、枝を伸ばす元気な苗に成長します。

あじさいの挿し木に自信がない場合は、ぜひ『6月』にチャレンジしてみてください。

発根しやすい『土』を準備しよう

挿し木をする土は、挿し穂を作る前に、あらかじめ準備しておきましょう。

挿し木は、『栄養分の少ない土』で行います。

土に栄養分が多く含まれていると、挿し木をした枝が腐敗して、枯れてしまうからです。

挿し木に適している土は、赤玉(小粒)・鹿沼土(小粒)・バーミキュライトなどがありますが、どれがいいと決まっているわけではありません。

それぞれ、水はけや保水性などの個性がありますので、自分にとって、使いやすい土を選びます。
初めてのかたは、挿し木用として調整されている『挿し木・種まき専用の土』という専用の土を選ぶと、安心です。

現在販売されている’挿し木・種まきの土'は、以下のリンクからかんたんに探すことができます。

植物活力剤を準備しよう

植物活力剤メネデールとスポイトの写真

挿し木をする前に、選んだ挿し穂をあらかじめ水に浸しておきますが、その際に植物活力素のメネデール液を水に規定量をいれておくと、挿し木が発根しやすくなります。

実際に挿し木の作業をする前に、事前にメネデールを入手しておくと、挿し穂を新鮮なうちにメネデール液へ浸すことができるので、成功率が高まります。

現在販売されている’メネデール’は、以下のリンクからかんたんに探すことができます。

発根促進剤を準備しよう

挿し木の発根促進剤ルートン15g入りの写真

挿し穂を土へ挿す際に、挿し穂の切り口へ、あらかじめ『発根促進剤』を塗っておくと、発根の成功率が高まります。

『ルートン』という発根促進剤が有名で、多くの園芸愛好家が使用しています。


ひとつ持っておくと、挿し木の成功率が高まるので、『挿し木が失敗してガッカリ』ということも少なくなります。

現在販売されて’ルートン’は、以下のリンクからかんたんに探すことができます。

それではまた!
この記事が、ハッピーなひとときのお役にたてるとうれしいです。

あなたの明日が、素敵な1日となりますように。

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