バラ:ドライフラワーの作りかた(シリカゲルドライ)

朝摘みしたバラの花。レッドキャスケードの写真

1年かけてお世話をしてきたバラが花を咲かせ、あっという間に散ってゆく。

美しいバラの花を、いつまでも眺めていたい。

この記事では、バラをシリカゲルでドライフラワーにする方法について、ご説明いたします。
今回使うのは、庭で朝摘みしたばかりの’レッドキャスケード’という品種の小輪バラです。

用意するもの

  • バラの生花
  • シリカゲル(ドライフラワー用)
  • タッパー
    ダイソーやセリアなどの100円ショップで売っているもので大丈夫です。

【あると便利なもの】

  • ピンセット
    お花をつまむときに使います。花が痛まず、手も汚れません。
  • ガムテープ
    タッパーに空気が入り、密閉度が低いときに使います。
  • ビニール手袋
    ドライフラワーを作る際に、シリカゲルを使いますので、手が乾燥しやすくなります。
    あらかじめビニール手袋をしておくと、手肌を乾燥から守ることができます。

手順

ドライフラワー用シリカゲルをタッパーに準備している様子の画像

2)シリカゲルに花を挿します。
このとき、ピンセットがあると、花も痛まず、手も汚れません。
100円ショップで購入できるピンセットでOKです。

ドライフラワー用のシリカゲㇽにバラの花を仕込んでいる様子の写真

3)花を挿す間隔はこのくらいです。
隣の花と重ならないようにしましょう。
花が重なると、乾きにくくなったり、形がゆがむことがあります。

タッパーに入ったドライフラワー用のシリカゲルに、小輪バラのレッドキャスケードを挿している様子の写真

4)花を挿し終わったら、シリカゲルを少しずつ、花の形を壊さないよう上からやさしくかけていきます。
一気にシリカゲルをかけると、重さで花がつぶれますので、注意しましょう。

シリカゲルに挿したバラの花にドライフラワー用のシリカゲルを上から振りかけている様子の写真

5)花びらの隙間までシリカゲルが入るよう、振りかけます。
タッパーをトントンと叩くと、シリカゲルが隙間まで入ります。

6)花がシリカゲルで隠れたら、タッパーの上までシリカゲルを入れます。
このとき、シリカゲルの量が少ないと、花が縮んでしまうことがあります。

バラにシリカゲルを振りかけて完了した様子

7)シリカゲルを入れたら、タッパーのフタをします。
密閉度が低く、空気が入ってしまうようなタッパーの場合は、ガムテープなどを使って空気が入らないように密閉します。

ドライフラワー用のシリカゲルを入れたタッパーに蓋をしている様子の写真

8)最後に、メモを貼ります。
花の名前と、いつドライフラワーの作業をしたのか書くとよいでしょう。

タッパーの蓋にバラの名前と作業した日時を記したマスキングテープを張っている様子

完成するまでの日にち

レッドキャスケードのような小さなバラの場合は、5日~7日程度で仕上がりますが、お使いのシリカゲルの乾燥具合によっては、それ以上の日にちがかかったり、もっと短く3日程度で完成する場合もあります。

それではまた!

最後まで御覧いただきありがとうございました。


この記事が、ハッピーなひとときのお役にたてるとうれしいです。

あなたの今日が、素敵な1日となりますように。

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