【キンモクセイ】ドライフラワーの作り方
キンモクセイの開花は秋。
1年365日のうち、ほんの7日間だけ咲く花です。
香りはもちろんのこと、見ているだけで元気になれる、ビタミンカラーのちいさいな花たち。
散ってしまう前に手元へ残し、いつまでも眺めていたいと思いませんか。
この記事では、キンモクセイのあざやかな色をそのままドライフラワーにする方法『シリカゲルドライ』について、つくりかた・やりかたをご説明していきます。
用意するもの
- キンモクセイの生花
新鮮な花ほど、あざやかな色になります。 - シリカゲル(ドライフラワー用)
- タッパー
(ダイソーやセリアなどの100円ショップで売っているもので大丈夫です)
あると便利なもの
- ピンセット
お花をつまむときに使います。花が痛まず、手も汚れません。 - ガムテープ
タッパーに空気が入り、シリカゲルの密閉度が低いときに使います - 使い捨て手袋
ドライフラワーを作る際にシリカゲル(乾燥剤)を使いますので、手が乾燥しやすくなります。
あらかじめビニール等でできた手袋をしておくと、手肌を乾燥から守ることができます。 - ティッシュペーパー
お花が水滴などで濡れている際、ふきとり用として使います。
手順
1)新鮮なキンモクセイの花を準備します。
キンモクセイは鉢植えでも栽培できるので、一株あると年々グングンと大きくなり、たくさんの花を収穫できるようになります。
3)タッパーにシリカゲルを入れます。
分量はタッパーの半分くらいが目安です。
4)キンモクセイの枝をシリカゲルの上へ、やさしく置きます。
【ポイント!】
枝と枝の間隔を開けると、美しく仕上がります。
隣の枝の花と重なると、重なっている部分の花がつぶれたり、枝から外れてしまうことがあるからです。
容器の中へ、花をたくさん入れすぎないことがポイントです。
5)シリカゲルを少しずつ、花の形を壊さないよう上からやさしくかけていきます。
一気にシリカゲルをかけると、シリカゲルの重さで花が取れたり、つぶれますので注意しましょう。
6)枝からとれた花は、小さい1輪にバラしたり、房ごとドライにできるので、捨てずによけておきます。
7)別のタッパーにシリカゲルを入れ、さきほどの枝から落ちた花を挿します。
7)花の隙間までシリカゲルが入るよう、やさしくシリカゲルを振りかけます。
タッパーをトントンと叩くと、シリカゲルが隙間まで入ります。
タッパーの上までシリカゲルを入れて、ふたをしっかりと閉めます。
このとき、タッパーとフタの隙間から空気が入らないよう、ガムテープで密閉すると乾燥スピードが上がり、早く美しく仕上がります。
完成までの日にち
キンモクセイの花だけであれば、3日~5日程度で仕上がります。
枝ごとドライにする場合は、枝の部分の乾燥に時間がかかるため、1週間~10日程度たったら、一度様子を見て、まだ乾燥してなければ、再度シリカゲルに埋めなおすとよいでしょう。
お使いのシリカゲルの乾燥具合によっては、日にちがかかったり、もっと早く仕上がる場合もあります。
あらかじめ、しっかりと乾燥させたシリカゲルを準備しておくとよいでしょう。
ドライフラワーの楽しみかた
シリカゲルで乾燥させたキンモクセイのドライフラワーは、とても可愛らしく、楽しみかたはさまざまです。
ハーバリウムやレジンで楽しむ
キンモクセイのドライフラワーは枝ごとハーバリウムにしたり、レジンでコーティングすると一層あざやかな雰囲気を楽しめます。
メルカリでおすそわけ
キンモクセイの花は、秋の短い間しか咲きません。
繊細で美しく、どこかなつかしい香りに包まれながらドライフラワーを作っていると、散るのがもったいなくて、ついつい作りすぎてしまうこともしばしば。
たくさん作りすぎて、『もう保管する場所がなくなりそう・・・』というときは、メルカリなどのフリマアプリでおすそわけしてはいかがでしょうか。
キンモクセイが大好きなかたや、ハンドメイド作家さんが、あなたの作ったキンモクセイのドライフラワーを購入してくれるかもしれませんよ。
それではまた!
この記事が、ハッピーなひとときのお役にたてるとうれしいです。
あなたの明日が、素敵な1日となりますように。