レイズベッドの作り方(ミニタイプ)
鉢が増えてくると、どんどん置き場所がなくなり、かわいい苗と出会っても「足の踏み場もないからなぁ~」とあきらめることもしばしば。
自宅に小さなレイズベッドが1台あると、買ってきた苗はどんどん植えられるので、鉢は不要。
ベランダや地面に鉢をずらーっと並べて、「なんだかな~」とモヤモヤすることもありません。
ジッと見入って、時がたつのを忘れてしまうような素敵な寄せ植えを、誰でも簡単に作れるようになるのも、レイズベッドの素晴らしいところです。
今回の記事では、DIYでできる、レイズベッド ミニタイプの作り方をご紹介いたします。
用意するもの
レイズベッド ミニタイプを制作するにあたって、用意するものは次のとおりです。
材料
- 木材 (今回は杉を使います)
- 塗料 お好みの色(今回はブラウン/ブラック系)
- ステンレスの釘(色:ブラック)
- ワイヤーネット
- 不織布
使う道具
- 丸ノコ
- インパクトドライバー
- ドライバードリル
- タッカー
あると便利なもの
ニトリル 極薄手 使い切り手袋
<理由>
- 丸ノコやインパクトドライバーを使った作業をすることで、手のひらに負担がかかりますが、この手袋を使うと手の皮が剥けたり、マメができるのを防いでくれます。
- 木材に塗料を塗るときに、手に塗料がつくのを防いでくれます
使い捨てマスク
<理由>
木材に塗る塗料に独特のニオイがあり、吸い込むのを防いでくれるため
手順
必要なものがそろったら、次のとおりにレイズベッドを作っていきます。
木材を切断し塗料を塗る
- ホームセンター等で購入した木材は、1本が長いので、あらかじめ設計した長さに、丸ノコで切断します。
- 塗料を1本づつ、一面いちめんに丁寧に塗っていきます。
- 塗料が完全に乾いたら、2回目の塗料を塗ります。
【注意事項】
このとき雨が降ると、木材が水に濡れてしまいます。
濡れた木材は、後々ゆがみがでたり、カビや痛み、虫食いが発生する可能性があります。
作業を行う数日間は、晴天が続く日を選びましょう。
木材を乾燥させる
時間をかけて、塗料を重ねてぬり続けると、ブラウンから黒っぽい濃い色に仕上がります。
お好みの色になったら、塗料を完全に乾かします。
完全に塗料が乾いたら、さびないステンレスのネジを使って、組み立てていきます。
【あるとラクで便利なもの】
このとき、家にあるドライバーで1本づつネジ回してを止めていると、果てしなく時間がかかるうえ、ネジが木材に曲がって入ったり、手首がガクガクして、とても痛くなります。
電動のドライバー(インパクトドライバー、コードレスのドライバードリル等)を使うと、数秒もかからず1本のネジ止めができ、ラクに作業ができます。
木枠に板を取り付ける
- 木枠の部分に、杉板を取りつけます。
- レイズベッドの中の部分へ、ワイヤーネットを設置します
- ワイヤーネットの上に、土漏れ防止の不織布を敷き込みます
- 不織布がズレないよう、タッカーで止めていきます
- 最後にレイズベッドの内側と外側を清潔な布で、きれいに拭き上げて磨いたら完成です。
おわりに
今回は軽トラに6台納まる、レイズベッド ミニタイプの作り方についてご紹介しました。
杉板の荒っぽい木目が、趣のある美しさに仕上がっており、どんな植物をも引き立ててくれます。
プラスチックのプランターに植えている植物を、このレイズベッドに植え替えるだけで、目を見張るような寄せ植えに生まれ変わります。
それではまた!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、幸せなひと時のお役に立てるとうれしいです。
あなたの今日が、素敵な1日でありますように。