【ビオラ】ドライフラワーの作り方(シリカゲル)

ビオラのドライフラワーをシリカゲルで作っている様子の画像

枯れ枝で寂しくなる冬の庭を、輝く笑顔のような花を咲かせて、元気に彩ってくれるビオラ。

春になり、他の花々が咲き始めると、豪華絢爛な花の季節の到来を見届けるかのように、その役割を終えて静かに消えていきます。

ビオラの素晴らしさを1度知ってしまうと、ビオラの消えた鉢・庭を見て「早く見たい」「苗はまだかな」と、きっと待ち遠しくなるでしょう。

種まきは夏。開花は早くても晩秋。

そんなときは、ビオラのドライフラワーを眺めましょう。

見ているだけで、なぜだかニコニコしている自分に気がつくことでしょう。

ビオラをドライフラワーにする方法は、自然乾燥(ナチュラルドライ)やシリカゲル乾燥(シリカゲルドライ)など、いくつかの方法があります。

今回は、ビオラのあざやかな色を残しながらドライフラワーにする『シリカゲルドライ』について、作り方・やりかたをご説明していきます。

用意するもの

  • ビオラの生花
  • シリカゲル(ドライフラワー用)
  • タッパー
    (ダイソーやセリアなどの100円ショップで売っているもので大丈夫です)

あると便利なもの

  • ピンセット
    お花をつまむときに使います。花が痛まず、手も汚れません。
  • ガムテープ
    タッパーに空気が入り、シリカゲルの密閉度が低いときに使います
  • 使い捨て手袋
    ドライフラワーを作る際にシリカゲル(乾燥剤)を使いますので、手が乾燥しやすくなります。
    あらかじめビニール等でできた手袋をしておくと、手肌を乾燥から守ることができます。
  • ティッシュペーパー
    お花が水滴などで濡れている際、ふきとり用として使います。

手順

1)新鮮なビオラの花を準備します。
花の表面に水滴がついている場合はティッシュペーパーなどで、あらかじめやさしくふき取っておきます。

つみたてのビオラの花の画像

2)タッパーにシリカゲルを入れます。
分量はタッパーの半分くらいが目安です。

ドライフラワー用シリカゲルをタッパーに準備している様子の画像

3)シリカゲルにビオラの花を挿します。
このときピンセットを使うと、花も痛まず、手も汚れません。
100円ショップで購入できるピンセットでOKです。

花と花の間隔を開けて挿すと、美しく仕上がります。


隣の花と重なると、重なっている部分が乾きにくくなったり、形がつぶれたまま乾燥してしまうことがあるからです。
花をたくさん入れすぎないことがポイントです。

4)花を挿し終わったら、シリカゲルを少しずつ、花の形を壊さないよう上からやさしくかけていきます。

一気にシリカゲルをかけると、シリカゲルの重さで花がつぶれますので注意しましょう。

5)花びらの隙間までシリカゲルが入るよう、振りかけます。
タッパーをトントンと叩くと、シリカゲルが隙間まで入ります。

タッパーの上までシリカゲルを入れて、ふたをしっかりと閉めます。
このとき、タッパーとフタの隙間から空気が入らないよう、ガムテープで密閉すると乾燥スピードが上がり、早く美しく仕上がります。

完成までの日にち

ビオラのような小さな花の場合は、5日~7日程度で仕上がります。
しかし、お使いのシリカゲルの乾燥具合によっては、それ以上の日にちがかかったり、もっと早く完成する場合もあります。

ドライフラワーの楽しみかた

シリカゲルで乾燥させたビオラのドライフラワーは、とても可愛らしく、楽しみかたはさまざまです。

透明の容器に入れて飾る

透明の容器に、乾燥材を入れ、ビオラのドライフラワーを並べて密閉しておくと、しばらくの間、美しい花色を楽しむことができます。

レジンでアクセサリーづくり

ビオラのドライフラワーにレジンでコーティングすると、お好みのアクセサリーなどを自分で作ることができます。

メルカリで販売

ビオラの花はとてもカワイイので、ついついドライフラワーを作りすぎてしまうこともしばしば。

たくさん作りすぎて、『もう保管する場所がなくなりそう・・・』というときは、メルカリなどのフリマアプリで販売してはいかがでしょうか。

レジンでアクセサリーなどを作っている作家さんたちが、あなたの作ったかわいらしいビオラのドライフラワーを購入してくれるかもしれませんよ。

それではまた!
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が、幸せなひとときのお役に立てるとうれしいです。

あなたの今日が、笑顔あふれる素敵な1日でありますように。

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